自分でできる自宅の健康チェック? シーリング編
『シーリング編』
皆さんは、自宅の状態を把握されていますか?そうですよね!
大半の方がされていないと思います。 なかにはひびが入っているのでホームセンターへ行きコーキングを購入する方がいると思います。そこで選ばれるのが水をはじくシーリング材『シリコン』と言う素材を選択される方が多いと思います。それは間違いです。不思議ですよね!皆さんはきっと塗り替えをするときにどんな塗料なのかインターネットなどで調べたりプロに聞いたりすると思います。 失敗しない方法は簡単です。『お店の人に聞く』そうなんです!シーリングを購入する際にお店の人へどの部位使いたいのか?聞くだけです。シーリング材も用途に合わせて豊富な種類があるからです。
例えば、A熱に強い耐熱型・B水に強い耐水型・Cひび割れに強い弾性型・Dサイディングボード継ぎ目に強い低モジュラス型などです。 Dの低モジュラス型とは他の素材と比較すると硬化しても『やわらかい』柔軟性があります。サイディングボードは、伸縮が継ぎ目などにより強い圧力がかかるように設計されています。そうすると固いシーリング材では切れや破断となりやすいわけです。 最近流行の低モジュラスタイプは、オートン科学のイクシードやサイディングシーラントという商材がございます。 皆様もサイディングボードのシーリング補修は低モジュラス型を使用してください。 ※プライマー接着材は必ず塗布してください! Cの弾性型とはモルタルのひび割れ『クラック』の処置によく使用されています。 『ポリウレタン』という分類になります。新築時ではALC板の継ぎ目などに使用されています。 Bの耐水型『シリコン』とは一般的に換気扇の周囲や外壁に付属する金物類または浴室タイルなどの取り合いに使用されています。特徴は水をはじく『撥水』機能が強い、乾燥が早いなどから内部の水廻りなどに多く取り入れられています。 以上、参考になりましたでしょうか?
今回はコーキングの種類、用途について簡単ではございますがご説明させていただきました。
次回をお楽しみにお待ちください。